ガタガタ(転院、再治療)
【治療前】 【治療中】
【治療後】
●治療の詳細
主訴 | 八重歯が気になる |
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年齢・性別 | 29歳女性 |
症例問題点 | 上下顎歯列の中程度の叢生、過蓋咬合 |
診断 | 上下顎に中程度の叢生を伴う、アングルⅡ級、骨格性Ⅱ級、過蓋咬合症例 |
治療装置 | リンガルブラケット装置 歯科矯正用インプラントアンカースクリュー |
抜歯/非抜歯 部位 | 右上4番・左上4番・右下4番・左下4番 |
治療期間 | 3年2か月 |
治療の主なリスク・副作用 | 歯冠空隙(ブラックトライアングル)が生じることがある |
治療費用 | ¥1,100,000円+税 |
●症例解説
本患者様は、すでに他院で矯正治療を受けられ、上下左右の小臼歯を合計4本抜歯されていました。奥歯のかみ合わせは、前後的にまだ出っ歯傾向のズレが残っており、上下歯列ともにガタガタも残っていましたが、治療を受けた医院では、現状が治療の限界といわれたとのことでした。
歯の本数は、これ以上減らすことができないため、当院では、上顎の後方にインプラントアンカーを植立し、上顎の歯列を全体的に後方に引っ張る
ことで、出っ歯傾向の前後的ズレを改善しながら、スペースを新たに確保し、八重歯などのガタガタを解消しました。
また、インプラントアンカーを用いて、かみ合わせの高さの調整も行い、前歯部の過蓋咬合も改善することができました。