反対咬合・受け口(反対咬合・Ⅲ級咬合・埋伏歯)
【治療前】 【治療中】
【治療後】
●治療の詳細
主訴 | 噛み合わせが反対になっている |
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年齢・性別 | 10~20代女性 |
症例問題点 | 反対咬合・Ⅲ級咬合・埋伏歯 |
診断 | 上顎左側犬歯の埋伏を伴うアングルⅢ級、骨格性Ⅲ級、反対咬合症例 |
治療装置 | マルチブラケット装置(唇側からの矯正治療、プラスチックブラケット) 犬歯牽引装置(リンガルアーチ) 顎間ゴム(3級ゴム) |
抜歯/非抜歯 部位 | 非抜歯 |
治療期間 | 3年6か月(1期 2年+Ⅱ期 1年6か月) |
治療の主なリスクと副作用 | 下顎の成長や、親知らずの萌出にともない、反対咬合が再発する可能性がある。 |
治療費用 | ¥830,000+税 |
●症例解説
前歯の噛み合わせが逆の、反対咬合が主訴で来院されました。レントゲンを撮影しますと、右上の糸切り歯(3番目)が、右上の1番目と2番目の間に埋もれている状態(埋伏歯)でした。最初に糸切り歯を正しい位置に引っ張り、その後、マルチブラケット装置で歯を並べました。顎間ゴム(3級ゴム)を用いて下顎の前歯を内側に倒し込みました。
治療の結果、糸切り歯は正しい位置に並び、反対咬合は改善し、緊密な咬合を獲得しました。